鳩山元首相出馬しない 野田首相に反発
民主党の鳩山由紀夫元首相(衆院北海道9区)は20日、来月16日投開票の衆院選に出馬しない意向を関係者に伝えた。
野田佳彦首相が消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)推進などへの賛同を候補者公認の条件としていることに反発した。21日に首相と会い、不出馬を伝達する方向で調整している。
後援会幹部に「党を出ざるを得ない。このままでは地元の選挙態勢に迷惑が掛かる」と伝えた。21日夕に北海道苫小牧市で開かれる後援会会合で正式に伝達する。鳩山氏は1996年、菅直人前首相らとともに民主党を結成した「創業メンバー」の一人。2009年衆院選では党代表として政権交代を果たし、第93代首相に就任した。
首相は公認条件の設定とともに、脱世襲政治を推進。これを受け羽田雄一郎国土交通相が引退する父親の羽田孜元首相の後継として出馬することを断念しており、衆院選に向けた首相の党内引き締めがさらに進んだ。
