大河主演V6岡田、歴史教師志望だった
V6の岡田准一(31)が、2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に主演することが決定し10日、東京・渋谷の同局で発表された。岡田演じる主人公・黒田官兵衛は、戦国乱世、有り余る才能で信長・秀吉・家康の三英傑に重用され、秀吉に天下を取らせた希代の軍師と呼ばれる人物。大の歴史好きを公言する岡田は、念願かなって手にした大役に「身が震える思い。精いっぱい戦国の時代を生き抜きたい」と熱く語った。
無数のフラッシュの中、短く切りそろえたヘアスタイルにスーツ姿の精かんないでたちで会見にのぞんだ岡田は、あこがれだった初の大河出演に「身が震える思い。大変光栄に思っております」と力を込めた。
主人公・黒田官兵衛は播磨国(兵庫県)姫路城主の長男として生まれた戦国の軍師。織田信長や豊臣秀吉に才能を見いだされ、天下統一を助けた秀吉には、自身の次の天下人と恐れられた。側室を持たず1人の妻と添い遂げた信義の人でもあり、後に九州・福岡藩52万石の礎を築く。
「もともとは歴史の先生になりたかった」という歴史マニアだけに、戦国乱世を終えんに導いた官兵衛のオファーはまさに適役。中村高志プロデューサー(46)は、主演映画「天地明察」などの歴史ものでみせた高い演技力を起用理由に挙げ、「時代劇に対する造詣、知識が深く、たたずまいが良い。このような『時代劇スター』は、若手ではなかなかいない」と期待を寄せた。
岡田は官兵衛の演技プランについて「逸話がたくさんある人物なので。妻を愛する一面、戦略家の一面…いろいろな面を人間性豊かに演じたい」と早速豊かな知識をのぞかせる一幕も。正式発表までは主演決定を秘めていたが、「今日やっと親族にも言える。こんなに国民的な作品なので、言ったら喜ぶと思います」と笑顔。夢の時代への“タイムスリップ”を前に「日本人で良かったと思っていただけるよう頑張りたい」と目を輝かせた。
なお、脚本はNHKドラマ「氷壁」などの前川洋一氏が手がけ、兵庫や大分、福岡県を舞台に、来夏から撮影開始。13年の大河は福島県を舞台にした綾瀬はるか主演の「八重の桜」で既に撮影が始まっている。
