男性長寿世界一で、国内最高齢の木村次郎右衛門さん（１１５）＝京都府京丹後市＝が１７日、敬老の日を迎え、地元の小中学生が書いた大きな寄せ書きや、同市に飛来するコウノトリの置物などをお祝いに贈られた。

　木村さんの自宅を訪問した中山泰市長が「コウノトリは幸せを呼ぶ鳥。ますます幸福に長生きしてほしいとの願いを込めた」と話し掛けると、木村さんは「サンキュー」と笑顔で応えたという。

　京丹後市によると、木村さんは長男の妻泰子さん（８３）と孫の妻栄子さん（５９）の３人暮らし。早寝早起きの規則正しい生活を送り「おいしい」と会話しながらの食事が生きがい。７人の子のうち２人は他界。孫１４人、ひ孫２５人、玄孫１３人がいる。