松村67で1打差2位 4勝目の好機
「インドネシア・プロ選手権・第3日」(29日、ダマイ・インダ・クラブ=パー72)
ツアー4勝目を目指す松村道央(30)=吉野電化工業=が前日に続く67で通算17アンダーに伸ばし、ジュビック・パグンサン(フィリピン)とともにトップと1打差の2位につけた。67で回った朴相賢(韓国)が首位を守った。64をマークした武藤俊憲、67の小平智が通算13アンダーの6位に、川村昌弘が64で12アンダーの8位に上がった。藤田寛之は71で8アンダーの33位に後退した。
松村が第1日から65、67、67とスコアを伸ばし、4勝目の好機を迎えた。「(毎日)4アンダーくらいは出したいコースで、きょうも合格点。あと1日、気持ちで負けないように」と語った。
2番でボギーをたたいたが4番で4メートル、5番で1・5メートルのバーディーパットを沈めて挽回。18番(パー5)はティーショットを右へ曲げたが、グリーン手前30ヤードからの3打目をピンにぴたりと寄せ、六つ目のバーディーで締めくくった。
鍛えたことで80キロ近くまで増えた体重は、慣れない南国で体調を崩して3キロほど減ったという。最終日に向け「しっかり勝ちきりたい」と言い切った。