大の里が大関襲名披露パーティー「本当に光栄」 横綱見据え「次もあるので頑張ります」 1500人が来場

 大関襲名披露パーティーで取材に応じる大の里
 大の里の大関昇進披露会場入り口に飾られた氷製のフォトスポット
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 大相撲の大関大の里(24)=二所ノ関=が11日、都内のホテルで大関昇進披露宴を開いた。

 まげが追いつかないスピード出世が注目されてきた大の里。来場者約1500人から多くの祝福と激励を受け「本当に光栄です。親方、部屋の皆が支えてくれて感謝しています。親方もこの会場だったと聞きました。同じ会場でできて嬉しい」と語り、「次もあるので頑張ります」と、今後の綱取りを見据え、誓った。初場所では10勝も優勝争いに絡めなかっただけに、春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)での巻き返しが期待される。

 二所ノ関親方は「初土俵から9場所で大関に昇進しましたが、昇進後は9勝、10勝と前半戦で黒星を喫し、優勝争いに絡めていません。一皮剥けるためには厳しい稽古が必要です。揺るぎない精神、しっかりした土台を作り、次の横綱候補と言われるように鍛え上げていきたい」とハッパをかけ、大の里は「稽古に精進して一生懸命、上に向かえって頑張っていきます」と力を込めた。

 引き出物には故郷・石川への感謝も込め、輪島塗の箸も用意したという。

 大の里は日体大からで幕下10枚目格付出で入門。2023年夏場所で初土俵を踏むと、同年秋場所で新十両。24年初場所で新入幕。小結だった同年夏場所で初優勝、さらに秋場所で2度目の優勝を飾り大関昇進を決めた。大銀杏が結えたのは今年初場所からだった。

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