宮城野部屋が“厳戒始動” 稽古は非公開に 北青鵬暴行問題で宮城野親方が処分 伯桜鵬「僕はやることをやるだけ」 

 宮城野部屋が入るビルの入り口に掲出された、稽古取材と見学を断る張り紙
 初めてマゲ姿を披露し、取材に応じる伯桜鵬
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 大相撲の宮城野部屋が27日、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け、大阪市内の部屋での稽古を開始した。

 所属していた幕内北青鵬が後輩力士への暴力問題で23日に引退。同日の理事会で監督責任を問われた宮城野親方(元横綱白鵬)が2階級降格と報酬減額の処分を受けた。春場所は伊勢ケ浜一門から師匠代行を置くことが決まり、4月以降は一門で部屋を預かる方針。代行として大島部屋所属の玉垣親方(元小結智乃花)が28日から合流し、部屋を監督する見通しとなっている。

 この日の朝、部屋が入るビルの入り口に、関係者が稽古の取材と見学を断る旨の張り紙を掲出。“厳戒モード”の非公開始動となった。

 稽古後、十両伯桜鵬(宮城野)はエディオンアリーナ大阪で行われた力士会に出席。前日に初めて結ったというマゲの話題には「ようやくお相撲さんらしくなってきたなと。似合ってますか?」と笑顔。しかし、部屋が大変な状況にあるという質問には「僕はやることをやるだけなので。頑張ります」と、一転して硬い表情で帰路についた。

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