2023.11.30

新十両・欧勝海　高校先輩・大の里と対戦熱望　４場所連続休場から関取昇進　「まずは追いつきたい」

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　日本相撲協会は２９日、大相撲初場所（来年１月１４日初日、両国国技館）の番付編成会議を開き、尊富士（２４）＝伊勢ケ浜＝と欧勝海（２２）＝鳴戸＝の新十両昇進、白鷹山（高田川）と栃武蔵（春日野）の再十両を決めた。尊富士は昨年秋場所から所要８場所での新十両で、年６場所制が定着した１９５８年以降で小錦、把瑠都、熱海富士らに並ぶ７位のスピード昇進（付け出し除く）。

　欧勝海は十両大の里との対戦を目標に掲げた。同じ石川県河北郡津幡町出身で、１学年上の大の里に誘われて新潟・海洋高に進んだ。「お手本にしている」と尊敬する先輩は初場所の新入幕が濃厚。「まずは追いつきたい。いずれ幕内で相撲をとりたい」と力を込めた。昨年は左肩を手術し、４場所連続休場の苦難も味わっての関取昇進。「ケガしないように体を作って、応援される力士になりたい」と誓いを立てた。