「森の話も長い」辞任表明→思い出話→自慢話→反論 ネットがツッコミ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が12日、都内で行われた組織委の会議で女性蔑視ととられる発言の責任を取り辞任表明した。会議冒頭に「今日を持ちまして会長を辞任いたそうと思います。五輪を開催するための準備に私がいることが妨げであってはならない」と述べた。

 一方で、その後「思い起こしますと8年前…」と、これまでの活動や、思い出話などがはじまり、中には自慢話も。ときおり笑顔でなつかしそうに振り返る場面もあり、15分にわたって“森節”が続いた。

 問題となった「女性がいる会議は時間がかかる」との発言について、「解釈の仕方だと思うが、また悪口を書かれるが、私はそういう意図で言ったのではない。私はこの組織委員会で女性の皆さんをできるだけ称えてきた、女性に発言してもらえるように絶えず進めてきた」と主張した。

 「誰かが老害、老害と言いましたけれども」「老人が悪いかのような表現をされるのは極めて不愉快な話であります」と述べる場面もあった。

 テレビ各局が中継し、なかなか終わらなかった辞任表明に、ネット上では「話が無駄に長い」「森会長も話が長かったという見事なオチ」「ここは短く終わらないと『話が長い』と言われますよ」「森の話も長い」とのツッコミが相次いだ。

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