宇良が黒星先行1勝2敗 足取り狙いも不発「完全な体力負け」
「大相撲11月場所・3日目」(10日、両国国技館)
2度の右膝手術を乗り越え、18年初場所以来16場所ぶり十両復帰した人気業師の宇良(28)=木瀬=が水戸龍(錦戸)に押し倒され連敗で1勝2敗と黒星先行となった。
低い当たりも相手の力強い突きに潜り込めず、足取り狙いも不発。土俵際、相手の圧力に何もできず、吹っ飛ばされた。
2日目の千代の海(九重)に続き、完敗。「全然相撲が取れなかった。完全な体力負け。(十両は)強い」と、振り返った。
十両土俵入りでも連日、一番の拍手を浴びる。アクロバット力士として、本領はこれからだ。「思い切っていくしかない。そのあと結果がついてくると思って頑張りたい」と、巻き返しへ力を込めた。




