水谷隼がコロナ余波でのアジア選手への“冷遇”明かす「別会場で質素な食べ物だけ」

 卓球男子で東京五輪代表に内定している水谷隼(30)=木下グループ=が5日、参戦しているワールドツアー・カタールオープンでの新型コロナウイルスによる影響を、自身のツイッターで明かした。

 最大の感染者、死亡者を出している中国、感染が拡大している韓国、そして日本の選手には厳しい視線が注がれているようで「今大会は試合前後の握手禁止やマルチボール中止」という衛生面の配慮だけでなく、「アジア人は別会場で質素な食べ物だけなどコロナウイルスの影響が出ています」と、アジア選手が冷遇されている状況を明かした。さらに宿舎などでも「ホテルやレストランで日の丸を付けていると冷ややかな目で見られて辛いです」と、偏見を持たれている様子を綴った。

 大会はポイントの高いプラチナシリーズに指定されており、日本からは水谷をはじめ、男子の張本智和、女子の伊藤美誠や石川佳純ら五輪内定選手が出場している。

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