横綱稀勢の里、部屋での稽古再開「しっかりと稽古をやるだけ」

 「大相撲秋場所」(9月9日初日、両国国技館)

 左大胸筋の負傷などで8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が28日、秋場所に向け部屋での稽古を再開させた。四股、すり足など基礎運動をみっちり。てっぽうも入念に行い、約2時間、汗を流した。

 相撲は取らなかったものの状態は上向き。「しっかりと稽古をやるだけ。十分、体も仕上がってますから。(夏巡業にも)久々に最初から最後まで出て気持ちの部分でだいぶやり切った」と、自信の口ぶりだった。

 この日は両国国技館で力士会に出席後、赤ちゃん抱っこイベントに参加。泣きじゃくる赤ちゃんを笑顔で抱っこするなど、リラックスモードだった。

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