横綱稀勢の里、名古屋で順調稽古「あとは結果を出すのみ」

若い衆のぶつかりを受ける稀勢の里(右)
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 「大相撲名古屋場所」(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)

 左大胸筋の負傷などで7場所連続休場中の横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=が26日、名古屋市西区の福昌寺に構えた新たな宿舎で稽古を開始した。真っさらな稽古場の感触を確かめるように四股、スクワットなど基礎運動を入念に行った。

 土俵に上がり、三段目を相手に胸を出し「ようし!」と声を張り上げ元気いっぱい。最後はテッポウ、ゴムチューブを使ったトレーニングで患部を強化し、約2時間、みっちり汗を流した。

 「順調に6月動いて名古屋に入れた。焦らずこれからやっていく。(名古屋場所は)去年、途中休場ということであまりいい姿を見せられず今年こその気持ち。稽古して初日を迎えられたら」と、出場へ意欲を見せた。

 若手相手に体を動かし準備も整った。「きょうは感覚を呼び起こすような稽古。あしたぐらいからやっていく」と27日から関取相手の稽古再開も示唆した。

 名古屋での新拠点も申し分ない。「部屋は広い。いい環境」と笑み。会場も近くなり、「あとは結果を出すのみ」と力を込めた。

 午後は力士会に出席し、横綱白鵬(宮城野)や新大関栃ノ心(春日野)と顔を合わせ談笑。ファンイベントで赤ちゃんを抱っこし、リラックスムードだった。

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