小平の誓い…金メダルで日本を笑顔に「皆さんの感動、その笑顔を見るため頑張る」

 「スピードスケート・平昌五輪代表選考会」(30日、長野市エムウエーブ)

 全競技終了後、平昌五輪代表の男女8選手が発表され、小平奈緒(31)=相沢病院=は、2種目での金メダルを目指すことになった。女子は最大10人を派遣できるが、上位選手が複数種目で重複し2枠を使わなかった。

 今、世界を見回しても、最も金メダルに近い存在となったといえるスピードスケートの絶対女王・小平が、力強く決意表明した。

 「3回目の五輪。これまで経験して積み上げてきたものをベストの状態で出し切りたい。皆さんが感動してくれて、その笑顔を見るために頑張りたい」

 昨季から国内外24連勝中の500メートル、世界記録を樹立した1000メートルの2冠を視野に入れる。無冠に終わった14年ソチ五輪後、スケート王国オランダへ武者修行を敢行。帰国後はナショナルチームには所属せず、結城コーチのチームで研さんを積んできた。

 「ナショナルではないので日本のトップではないけど、高いレベルで練習を積んできた。仲間たちに感謝したい」。自分が選んだ道の正しさを、3度目の夢舞台で証明する。

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