照ノ富士、正代相手に12勝2敗 春場所V逸で「中途半端な自分はもう嫌」

 大相撲の春巡業は21日、茨城県水戸市で行われ、大関照ノ富士(25)=伊勢ケ浜=が今巡業で初めて幕内稽古に合流し、小結正代(25)=時津風=を相手に三番稽古を行った。

 春場所で古傷の左膝痛を再発させ、場所後はモンゴルに治療のため帰国。まだ故障を抱える体ながら、豪快に何度も投げ飛ばすなど12勝2敗と圧倒。「動きは自然な流れ。良くはない。普通。徐々に上げていく」とまずまずの手応えだった。

 春場所は千秋楽、稀勢の里(30)=田子ノ里=に本割、優勝決定戦と連敗し、まさか優勝を逃した。「優勝への思いは毎場所ある。できることをやっていく。中途半端な自分はもう嫌」。悔しさをバネに夏場所(5月14日初日、両国国技館)こそ賜杯を手に入れる。

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