元大相撲関脇の貴闘力が１９日深夜、テレビ東京系で放送された「じっくり聞いタロウ～スター近況報告～」（木曜深夜０・１２）に出演。３２歳で史上初の幕尻優勝した際、歌手でタレントの故やしきたかじんさんから３００万円の祝儀をもらい、北新地を飲み歩いたエピソードを語った。

　神戸出身の貴闘力は「大阪場所で地元だったのもあるし、大阪で有名な亡くなったタレントさんから『優勝したらキツい祝儀やるからのお。楽しみにしとけよ』と言われていて」とニヤリ。「千秋楽に本当に優勝したら、祝儀って３００万円くらい入っていて。（祝儀をくれたのは）やしきたかじんさん」とタレントの名前を明かすと、番組ＭＣのネプチューン・名倉潤は「だいたい、分かりました」と笑顔でうなずいていた。

　翌日、貴闘力とたかじんさんの２人で北新地の店を２０軒くらい飲み歩くと、みんながこぞって祝ってくれたという。その後、着物のまま宿舎に戻り、寝てしまったが、翌朝、着物を脱いでみると、腹回りや帯にお金が挟まっていた。パラパラと落ちた紙幣を数えると、全額で１０００万もあったと驚愕のエピソードを披露した。

　貴闘力は、史上初の幕尻優勝を果たすも、２０１０年６月、週刊誌に野球賭博に関与したことを報じられ、警視庁の事情聴取で関与を認め、日本相撲協会を解雇された。現在は全国１１店舗の飲食店を展開し、ギャンブル依存症に関する講演活動もしている。