田中刑事“同期の星”羽生を絶賛「想像できる範囲を超えすぎている」

 フィギュアスケート世界選手権(来年3月29日開幕、ヘルシンキ)の日本代表選手が26日、門真市内で会見を開いた。初出場の田中刑事(倉敷芸術科学大学)は、プレッシャーについての質問に、同期の羽生結弦(ANA)の名を挙げて、「そこに追いつけるように頑張るだけです」と語った。

 田中と羽生は同学年。田中がGPシリーズ・NHK杯で3位に入り初の表彰台に立った際は、羽生は「心からうれしいです」と自分のことの様に喜んだり、SNS上で話題となった“恋ダンス”動画にも一緒に登場したりと絆を感じさせる場面が多い。

 田中は「プレッシャーはあると思うんですが、自分で考えすぎないようにしようと思って大会に臨んでいるんですけど…」と対処方法を語ってから羽生の名を挙げた。「僕で言うと同期で結弦がオリンピックチャンピオンでもあるし、プレッシャーを考えると、彼のプレッシャーは僕が想像できる範囲をすでに超えすぎていて、本当にすごいなと思う選手なので」と同期の星を絶賛。「そういうのを考えるとまだまだ僕は全然、プレッシャーを感じている場合じゃないと思うので、彼の偉大さというのもあるので、そこに追いつけるようにただただ頑張るだけです」と謙虚に語った。

 世界選手権の男子には、田中、羽生と全日本選手権で初優勝した宇野昌磨(中京大)が出場する。3人のうち上位2人の合計順位が「13」以内だと、平昌五輪の出場枠「3」を確保できる。

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