高梨沙羅、羽生結弦の言動に刺激 精神面で「いろいろ参考に」

 女子スキージャンプの高梨沙羅(クラレ)が13日、成田空港に帰国した。フィギュアスケートで羽生結弦(ANA)がGPファイナル4連覇を果たすなど、冬季五輪競技での日本選手の活躍が続いていることに、刺激を受けている様子だった。

 11日のW杯ロシア・ニジニタギル大会で優勝し、マッチ・ニッカネン(フィンランド)を抜き単独2位となるW杯通算47勝目を挙げており、グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)の53勝も視野に入っている高梨。記録については「いい内容のあとに結果がついてくると思うので、自分の技術や精神面を高めていきたいと思います」と気負わず話していたが、羽生について話題が及ぶと、「ソチ五輪の時もそうなんですけど、トップ選手の活躍を見て自分も頑張らないといけないと思うことができます」と、自身も参考にしていると明かした。

 羽生は自分を奮い立たせるようなコメントをあえて報道陣の前でして、課題を整理したり、目指す点を明確化したりしている。精神面で「自分の調子が落ちてしまった時に、いかに持ち上げられるか、そこに戻って来られるかが自分の中の課題であった」と語る高梨は「選手の言葉だったり記事を見て、こういうところをもうちょっと気をつけたらいいんだなとか、いろいろ参考にさせていただいています」と心を整えるための“教材”にしていると語った。

 今年の漢字に選ばれた「金」の文字にちなみ平昌五輪での「金メダル」も意識。「目指すところはそこなので、しっかり準備を積み重ねていきたいと思います」と語った。

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