羽生ほぼ完璧SPの全演技構成 連続ジャンプ、3回転半で加点 今季世界最高

 「フィギュアスケート・GPファイナル」(8日、マルセイユ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、男女を通じて初の4連覇を狙う羽生結弦(ANA)は今季の世界最高を更新する106・53点で首位に立った。2位はパトリック・チャン(カナダ)で99・76点。日本の宇野昌磨(中京大)は86・82点の4位。

 冒頭の4回転ループは着氷が乱れ出来栄え点(GOE)で1・03減点されてしまったものの、続く4回転サルコーと3回転トーループは2・57点が加わる完璧なでき。後半の3回転半(トリプルアクセル)も成功させた。

 スピン、ステップシークエンスはともに最高のレベル4を獲得。大きな減点をせずに滑りきった。

 以下、羽生の演技構成。

(1)4回転ループ(着氷に乱れ)

(2)4回転サルコー-3回転トーループ

(3)フライングキャメルスピン レベル4

(4)3回転アクセル

(5)足替えシットスピン レベル4

(6)ステップシークエンス レベル4

(7)足替えコンビネーションスピン レベル4

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