鶴竜、防戦もただ1人全勝守る

玉鷲を下手捻りで下す鶴竜=福岡国際センター(撮影・持木克友)
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 「大相撲九州場所・8日目」(20日、福岡国際センター)

 横綱鶴竜(井筒)は小結玉鷲(片男波)に攻め込まれ防戦となったが、最後に回しを引くと下手捻りで下し8連勝。幕内でただ1人全勝を守った。

 綱とりの大関豪栄道は関脇隠岐の海に物言いの末、押し出しで敗れて2敗目(6勝)を喫した。

 白鵬は小結御嶽海を万全の相撲で寄り切り、日馬富士も平幕嘉風を下し、ともに1敗(7勝)を守った。

 大関昇進を目指す関脇高安は平幕栃煌山に押し出しで敗れ4敗目(4勝)。熊本出身の平幕正代は栃ノ心を取り直しの末に寄り切りで下し6勝目(2敗)。かど番の大関照ノ富士は琴奨菊との大関対決を制し6勝2敗。琴奨菊は3勝5敗となった。

 8日目を終わって全勝は鶴竜ただ1人。1敗は白鵬、日馬富士の両横綱と新入幕の平幕石浦の3人となった。

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