愛ちゃん、子どもには“やりたいことを”【江と会見一問一答・下】

夫の江宏傑(左)がデザインした結婚指輪を見つめる福原愛=東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京(撮影・堀内翔)
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 卓球女子日本代表としてリオ五輪で団体銅メダルを獲得した福原愛(27)=ANA=が21日、都内で会見を開きリオ五輪卓球台湾代表の江宏傑(ジャン・ホンジエ=27)と9月1日に結婚したことを正式に発表した。今後、子どもが誕生した際には、卓球に限らずどんな分野に進んだとしても「やりたいことをやらせたい」と声をそろえた。

 【以下、会見の一問一答要旨】

 -左手薬指に光るものが見えました。見せてください。

 (2人は照れながら見せる)

 -どこのブランドの品か。

 江「この指輪は、私が愛さんのためにオリジナルでデザインしたリングです。愛と生活スタイルの象徴です。意味のある、オリジナルで特注の指輪です。世界に一つだけの指輪です。私たちの愛のシンボルです」

 -どのようなデザインか。

 江「結婚指輪のデザインは卓球をモチーフにしたものです。小さな卓球のボールがあしらわれていて。卓球というのは私たちの共通語で私たちを結びつけたものです」

 (江が愛に指輪をはめる)

 愛「(心境を問われ)横から見ると分かりやすいんですけど、ボールが弧線というか、ラリーをしている感じの。横にダイヤが並んでいて、横にボールのようなものがついていて。すごく卓球をイメージした指輪なので。私も卓球が大好きですし、すごくうれしいです」

 -台湾で作ったのか。

 江「この指輪は台湾で愛さんに渡しました。デザインについてのインスピレーション、自分の気持ちが込められていて、非常に意味のあるものだと思います」

 -2人のなれそめを。

 愛「私が2014年?3年ぐらいの時にけがをしてしまって、すごく落ち込んだ時に彼から連絡をいただきまして。どんなささいな部分も相談に乗ってくださる方なので。彼自身も手術を経験していたり、けがを経験しているので、そういった部分でいろいろな言葉をかけてくださったり、支えになりました」

 江「けがというのは非常に大変なものです。私自身も2回手術をした経験があるので、気持ちはよく分かっております。アスリートにとって大きなダメージです。私は愛さんにもっと強くなってほしい、けがによってまわりの人に迷惑をかけたくない、もっともっと強くなってよいプレーをしていただきたい、そのような気持ちで支えました」

 -この場で愛さんから自分のどのようなところが好きなのかを中国語で質問してもらえますか。

 (愛が尋ね、江が答える)

 愛(江の答えを翻訳して)「直訳でも大丈夫ですか。いろいろな部分で感動をもらっているのと、一緒にいると温かい気持ちになれる2つの部分だそうです。ほめていただいてうれしいです」

 -混合ダブルスを組む予定は。

 江「混合ダブルスについては現時点では考えておりません。今後、機会があったらトライしてみようと思います」

 愛「今初めて彼の考えを聞いたのですが、私もそう思います」

 -お子さんはこれから、となるが卓球選手になってほしいか。その場合はどの国を代表して国際大会に出てほしいか。

 江「まだ考えたことはありませんが、もし子どもが生まれましたら卓球、ほかのスポーツ、何をしようが、子どものやりたいことをやらせたいと思います」

 愛「私も同じです」

 -今後、台湾で生活するのか。どのようなプランか。

 愛「今年から彼はチェコでプレーしているんですが、ドイツで練習をしていて練習拠点がドイツにあります。ドイツだったり、台湾、日本といろいろな国に生活拠点、練習拠点ができると思います」

 -プロポーズの言葉は。

 愛「せっかくの機会なので彼の方からお話しした方がいいかなと思うので、彼に聞いても大丈夫ですか?」

 江「結婚を決めたのは五輪の後です。プロポーズしたのは五輪の後です。その時は愛さんに(マンションの)鍵を渡しました。この家の主人になっていただきたいと鍵を渡しました。それが私のプロポーズでした」

 -それを見た時の感想は。

 愛「びっくりしました」

 -お返事は。

 愛「なんか頭が真っ白であまり、覚えていないです。ごめんなさい」

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