リオデジャネイロ五輪女子マラソン代表の伊藤舞(大塚製薬)が24日、北海道士別市で行われた士別ハーフマラソンに出場し、1時間13分31秒で優勝した。五輪前最後の実戦を終え「しっかりと準備できていることを確認できた」と順調な仕上がりに笑みを浮かべた。
5月下旬から北海道で合宿し、50キロ走などの強度の高いトレーニングを積んできた。海沿いで風が強くなる可能性があるリオのコース対策の一環で体幹も強化し、フォームが安定した。河野匡監督は「練習としては百点満点」と評価した。
月末に米国に渡り、最終調整に入る。