室伏広治 5大会連続五輪出場目指す

 陸上の男子ハンマー投げアテネ五輪金メダリスト、室伏広治(41)=ミズノ=が24日、リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権(6月24~26日・パロマ瑞穂スタジアム)に出場する意向を表明した。都内で行われた日本陸連の理事会後に報道陣に明らかにした。室伏の日本選手権出場は20連覇を達成した14年以来2年ぶりで、5大会連続の五輪代表を目指す。

 「世界の鉄人」がアスリートとして2年ぶりに競技場に帰ってくる。「日本選手権に向けてエントリーの手続きを踏んでいるところ」。室伏は日本選手権出場の意思をはっきりと表明した。

 最大の理由は熊本地震だった。「2011年に東北で震災があって、(12年ロンドン五輪へ)年齢的に厳しいけれど乗り越えた状況があった。今回は熊本の震災を意識して、自分ができる限りを尽くすことが競技者として一番大事だと思った。生身の体でできるところまでという気持ちが被災地に届けばいい」と語った。

 日本選手権の出場資格となる記録を持っていないため、日本陸連強化委員会の推薦を得る形になる。麻場一徳強化委員長は「個人的には室伏選手が出たいと言って、ダメだという理由はないと思う。あれだけの実績がある方がまたやると言うなら、それなりに自信があってのことだと思う」と話しており、出場に支障はない。

 現在は20年東京五輪・パラリンピック組織委員会のスポーツディレクターの他に日本オリンピック委員会(JOC)理事、東京医科歯科大の教授などを務め、多忙な毎日。だが、その合間を縫ってトレーニングを行っている。

 5大会連続の五輪出場に向けては「オリンピックがかなえばいいけれど、やってみないと分からない。全力を尽くすということ。現状で最高の投てきができればと思っている」と話すにとどめた。史上最多の20連覇達成から2年、新たな境地で日本選手権に帰ってくる。

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