宮原も出遅れ 警告取られ6位
「フィギュアスケート・世界選手権」(31日、ボストン)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、前回2位の宮原知子(18)=関大=が70・72点で6位。地元米国のグレーシー・ゴールドが首位に立った。上位24選手によるフリーは2日(日本時間3日)に行われる。
日本のエースで全日本女王の宮原が出遅れた。基礎点1・1倍となるプログラム後半に跳んだ3回転フリップが、回転不足の上にエッジ警告を取られてしまったのが、得点が伸び悩んだ原因だ。
「演技は悪くなかったんですけど、ジャンプを跳ぶ時に緊張したかな。練習のほうが自分では気持ち良くできていたと思います」
自己ベストよりも1・76点低い70・72点にとどまった。それでも、目標にしていた70点超えをクリアでき、コンスタントに70点台を出せる手ごたえはつかめたようだ。
「全体的にはしっかりできたと思いますけど、もう少し思い切っていけたら良かったかな」と反省。昨年は初出場で銀メダルに輝いた18歳。目指すのはフリーで巻き返し、世界タイトルあるのみだ。





