フェデラー 錦織に脱帽「最高のテニス」
「テニス・ソニーオープン」(26日、米マイアミ)
男子シングルス準々決勝で、世界ランキング21位の錦織圭(日清食品)が、第5シードのロジャー・フェデラー(スイス)を下し、初の4強入りを果たした。
百戦錬磨のフェデラーが錦織の勢いにのまれた。直前のBNPパリバ・オープンで準優勝し、今大会では1セットも落とさずに勝ち上がっていたが「ケイは素晴らしい技術でボールをコントロールしていた。最高のテニスをしてきた」と脱帽した。第1セットでは圧倒し、元世界1位の独壇場と思われたが、サーブの精度を欠いた。流れを引き戻すことができず「風を意識しすぎてしまった」と反省した。