韓国敗退…台湾撃破も得失点率差に泣く
「WBC・1次ラウンドB組、韓国3-2台湾」(5日、台中)
日本最大のライバルが消えた。B組最終日は台湾の台中で行われ、前回大会で準優勝した韓国は台湾に逆転勝ちしたが、大会の規定により1次リーグ敗退が決まった。この日オーストラリアを下したオランダと、台湾、韓国が2勝1敗で並んだが、この3チーム同士の得失点率の差で1位が台湾、2位がオランダに決まった。オーストラリアは3戦全敗。
八回裏の逆転劇が3点で終わった瞬間、幕が下りた。のしかかった「6点差での勝利」という勝ち残り条件。加えて完全アウェーの重圧の中で、韓国がライバル・日本と対戦することなく1次ラウンドで消えた。
最強の攻撃陣でチームを構えたはずだった。昨季のパ・リーグ打点王の李大浩(オリックス)をはじめ、かつて巨人などで活躍した李承ヨプ、元ロッテの金泰均らを擁し、WBC経験者も豊富にそろえた。
しかし結果はあっけない敗退。早くから台湾で合宿を行ったが、柳仲逸監督は「ベストのコンディションに持っていけていない」と嘆いていた。韓国メディアによると、WBCや金メダルに輝いた北京五輪などの活躍により、同国のプロ野球人気が増したことで、選手は代表よりもシーズンを優先して調整するようになったという。
日本と別組になったことによるモチベーションの低下を指摘する声もある。過去2大会で残した4強(2006年)、準優勝(09年)と続く華々しい戦績の歩み。今回は台湾ファンの激しいブーイングを浴びて、東京の地を踏む前に途切れた。
