小久保監督きっぱり「勝つこと大事」

 「プレミア12・3位決定戦、日本-メキシコ」(21日、東京ドーム)

 侍ジャパン・小久保裕紀監督(44)は20日、あらためて21日の3位決定戦へ向け勝利で締めることを誓った。前夜の準決勝は3点のリードを守れず痛恨の逆転負け。小久保監督は「あまり眠れなかった。それ(敗戦)は自分の中で消化しないといけない」とした。

 自身が出場した92年のバルセロナ五輪も準決勝で敗戦。「次の銅メダルを懸けた戦いはきつかった」と振り返る。それでも「勝つことが大事」と言葉に力を込めた。

 韓国戦の敗戦を受け「僕も選手もショックだったと思う。ただ、十分に一発勝負の怖さを感じた試合。それを彼らの中で財産にしてくれれば」と小久保監督。最終戦を勝利で飾り、次の目標へ踏み出す一歩とする。

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