広島・新井監督「申し訳ない」 大荒れ4死球、七回ターノックの2死球で両軍グラウンド飛び出し一触即発 警告試合に
「中日5-4広島」(2日、バンテリンドーム)
敵地に竜党の怒号が飛び交う。マウンド上のターノックに向かってベンチを飛び出す中日ナイン。広島・新井貴浩監督が帽子を取って謝意を示すも、異様な雰囲気は収まらず「警告試合」が宣告された。指揮官は試合後「申し訳ない」と改めて謝罪した。
一触即発の事態となったのは1点リードの七回だ。マウンドには3番手のターノック。2死一塁で石川昂に死球を与え、ピンチを広げると、続く福永に右翼線への2点適時三塁打を浴びて、逆転を許した。岡林を四球で歩かせ、打席には石伊。カウント1-2から投じた153キロが石伊の左肩付近を直撃し、両軍の首脳陣、選手がグラウンドに飛び出し、場内は騒然となった。五回に先発・鈴木も2死球を与えており、計4死球。新井監督、藤井ヘッド、井上監督がホームベース後方で話し合う場面もあった。
ターノックはここで降板。中継ぎ転向5試合目で初失点し、5敗目を喫した。来日初の連投だったが「問題は全くなかった」と言い訳なし。死球についても「決して故意ではない」と強調した。安定していた中継ぎ投手に黒星が付くのは8月8日以来。新井監督は右腕について「ちょっと制球に苦しんでいた」とコメントした。
チームは痛恨の逆転負けを喫し、連勝は2でストップ。3位・DeNAとは4・5差に広がった。逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出へ、踏ん張りどころが続く。チーム一丸となって、勝利を積み重ねていくしかない。
