広島・ファビアン 2戦連続先制弾 驚異の長打力「一日一日、取り組んでいる成果」7月14安打中7本がアーチ

 「巨人3-1広島」(20日、東京ドーム)

 広島はサンドロ・ファビアン外野手のバットが、連日の真夏日に負けじと熱を帯びてきた。打った瞬間に確信する豪快な一発を放ち、今季初となる2試合連続本塁打をマーク。上昇する気温とともに一気にギアを上げている助っ人は、「コンタクトする意識だけだったので、それが結果につながって良かった」と、汗を拭い、手応えを口にした。

 初回2死で迎えた第1打席だ。今季初対戦の井上の投じた初球130キロフォークを完璧に捉えた。打球は左翼席上段に一直線。「ホームランを狙っていたわけではないが、良いコンタクトをできるように心がけた」と納得の表情で振り返った。

 勢いは止まらない。八回にも中前打を放ち、2試合連続のマルチ安打を記録した。昨季は打率・149と苦しんだ7月だが、今季は打率・286と大変身。加えて14安打中7本が本塁打という驚異の長打力を誇る。「毎日の練習の成果が出ている。一日一日、取り組んでいる成果」と、地道な努力が実を結んできている。

 新井監督も「いいホームランだった」と主砲の一発を絶賛。同じく好調を維持するモンテロとともに、「2人とも振れているので、彼らの前に走者を置きたいという形」と、現状打破へのキーマンに指名した。打線を力強くけん引する頼もしいドミニカンが、チームを押し上げる。

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