広島・ファビアン 2戦連発10号!7月5発で2年連続2桁 3打点も八回好機で見逃し三振「手が出なかった。ゴミだと思う」

1回、先制2ランを放つファビアン(撮影・北村雅宏)
2回、梶原の飛球を好捕するファビアン
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 「広島4-5DeNA」(14日、マツダスタジアム)

 手応え十分だった。0-0の初回1死二塁。広島のサンドロ・ファビアン外野手が、石田裕の失投を見逃さなかった。左翼席の上段へ真っすぐ伸びた白球。12日の中日戦に続く2戦連発。2年連続2桁本塁打となる、特大の10号2ランだ。

 「完璧に捉えることができた。甘い球が来たら振ろうと思っていた。スライダーが甘いところに入ってきた」

 来日1年目の昨季はチーム最多の17本塁打。今季も勝負強い打撃を期待されていたが、好不調の波が激しく、4月末には出場選手登録を抹消。約1カ月間、2軍で自分自身と向き合った。

 夏場を迎え、打撃は上昇カーブを描く。この本塁打で7月は5本目だ。二回には左翼線への二塁打を放ち、四回は中犠飛で追加点をもたらした。2安打3打点の活躍。「シーズンは終わっていない。続けないといけない」と手綱を締めた。

 試合後の取材で、最も感情をあらわにした場面があった。4-5の八回2死満塁で、見逃し三振に倒れた場面に質問が及んだときだった。

 「本当に、あれはすごく悔しい。手を出さないとダメだったけど、手が出なかった。もう、ゴミだと思います」

 珍しく激しい言葉。悔しさが爆発した。

 左翼の守備では2度、安打性の打球を好捕し、ピンチを未然に防いだ。「良い守備と、良い打撃ができるように頑張りたい」と、前を見据えた助っ人。攻守で泥くさく勝利に貢献していく。

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