広島・ターノック 出た来日最速155キロ!好投4回1失点 新井監督も高評価「イニング伸びても力が落ちない」

4回を1失点に抑えたターノック(撮影・北村雅宏) 
7回の攻撃をベンチから見るターノック(中央)=撮影・北村雅宏
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 「オープン戦、楽天1-0広島」(1日、倉敷マスカットスタジアム)

 広島の新外国人、フレディ・ターノック投手(27)が1日、先発で4回4安打無四球1失点の好投を披露し、開幕ローテ入りへ順調な調整ぶりをアピールした。来日最速となる155キロを2度計測するなど、直球の威力は十分。新井貴浩監督(49)は、「イニングが伸びても真っすぐの力が落ちない」と高い評価を与えた。

 長い腕から放たれた直球が、捕手のミットに重く突き刺さる。ターノックは予定の4回を投げ終えると、涼しい顔でベンチへ歩を進め、仲間とハイタッチ。「全体的にいい内容だった。四球を出さない目標を達成できてよかった」と、爽やかに振り返った。

 来日2度目の対外試合登板で本領を発揮した。初回を三者凡退で立ち上がると、三回には先頭の小深田への初球に155キロを計測。シーズン開幕前に自身の最速157キロに迫る球速をたたき出し、「肩がスムーズに動いていた。力強い球がいっているなっていう感触があった」と、状態のよさを数字で証明した。

 四回に2死から黒川の左中間への三塁打、宗山の左前適時打で1点を失うも、後続を断って最少失点で降板。「2アウトからの失点は、ちょっと不満なところがある」と反省しつつ、「有利なカウントで打者と対戦していくことを次の登板の課題としたい」と前を向き、内容も追い求めていくことを誓った。

 クレバーな一面ものぞかせた。2回無失点だった前回登板の2月22日・日本ハム戦(名護)から長いイニングを見据え、変化球の割合を増やす配球プランに変更。自慢の直球に加え、ツーシーム、チェンジアップなどを自在に織り交ぜる本来の姿で、楽天打線を無四球で翻弄(ほんろう)し、「ゲームの中で、状況に応じて投げていこうと思っている」と引き出しの多さを、マウンドで示した。

 来日後最長のイニングを消化し、順調な調整ぶりをアピール。新井監督は「彼の場合はまだ段階を踏んでいる」とした上で、「前回よりも全然良かった。イニングが伸びても、真っすぐの力が落ちない」と高評価。先発陣の一角として期待を寄せる助っ人右腕の高い能力に、目を細めた。

 今後はさらに球数、イニングを伸ばしていく予定。開幕ローテ争いは、昨季まで3本柱を担った大瀬良、床田、森下に加え、栗林、森、岡本らも虎視眈々(たんたん)とその座を狙う。「ヒットを打たれるということはストライクを投げているということ。とにかく連打はされないように、ヒットを打たれても粘り強く投げていこうと思います」とターノック。横一線のサバイバルを勝ち抜く覚悟はできている。

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