羽月容疑者逮捕の広島ピリピリ日南入り 新井監督「いろんなこと起こってるけど気持ち引き締めて」 改めて注意喚起も

厳しい表情で取材に応じる新井監督(撮影・北村雅宏)
全体ミーティングの席に着く新井監督(右上)
宿舎入りする鈴木清明球団本部長(撮影・北村雅宏)
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 広島・新井貴浩監督(49)が1月31日、キャンプ地の宮崎県日南市のチーム宿舎で行われた全体ミーティングで、ナインに対して野球に集中するよう呼びかけた。チームに所属する羽月隆太郎容疑者が指定薬物の「エトミデート」を使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで1月27日に逮捕される事態に見舞われている中、真摯(しんし)に野球と向き合うことを求めた。

 宿舎に到着した新井監督はこれ以上になく険しい表情だった。1月中旬に「待ち遠しい」と語っていた春季キャンプがついに始まるが、そこに笑顔は一切ない。チーム所属の選手が逮捕されて迎える異常事態下でのキャンプイン。指揮官は「もうユニホームを着て、グラウンドに立った時には100%野球に集中してやるだけ」と強調した。

 全体ミーティングでは羽月容疑者の逮捕を受けて、改めて注意喚起などがなされた。鈴木球団本部長は「エトミデートの話だけじゃなくて、暴力団、オンラインカジノを含めて、本当に選手生命を失うよって話をしました」と説明した。

 羽月容疑者は「ゾンビたばこ」とも呼ばれる指定薬物「エトミデート」を使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで1月27日に逮捕され、同29日に送検された。30日には本拠地・マツダスタジアムや大野練習場も家宅捜索されるなど、影響が広がっている。

 そんな状況下で行われる今キャンプ。新井監督は「いろんなことが今起こってるけど気持ちを引き締めてやっていこう」とナインに伝えた。「余計なことは考えなくていい。一人一人が必死になって一生懸命やってくれればいい」と語り、野球に真摯(しんし)に向き合うことも求めた。

 4年目を迎える新井カープ。その船出は予期せぬ形で緊張感に包まれたものとなる。

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