7年連続V逸の広島・新井監督「全部終わってから振り返りたい」 9月5日の優勝消滅は政権下で最速

 7回、投手交代を告げベンチへ戻る新井監督(撮影・田中太一)
1回、森下の適時打で近本(手前)の生還を許した森(撮影・西田忠信)
 選手の交代を告げる新井監督(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神6-1広島」(5日、甲子園球場)

 広島は初回に1点先制した直後、先発の森が大山の満塁本塁打や投手の大竹にもタイムリーを浴びるなど、2四球に5長短打を集中されて一挙6失点。この日の敗戦で今季優勝の可能性が完全になくなり、7年連続V逸が決まった。

 9月5日でのV逸決定は新井政権下では最速。試合とに新井監督は「今は残りの試合も少なくなってきているので、1戦1戦それを全力で頑張りたい。全部終わってから振り返りたいなと思います」と話した。

 森は初回、先頭の近本に四球を与え、続く中野には左中間二塁打を打たれた。1-1の同点とされた後も、佐藤輝への四球後に満塁被弾。新井監督は「初回で決まってしまった。ああいう大量失点をしたら、相手のピッチャーも投げやすくなる」と厳しい表情だった。

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