広島・新井監督 13敗目の森下「粘ってナイスピッチング」 坂倉には「しっかりと中心になってもらわないと」一問一答

 「中日2-0広島」(9日、バンテリンドーム)

 広島がリーグワーストに並ぶ17度目の完封負けを喫し、1日で5位に転落した。新井貴浩監督(48)はこの日、ファビアンと末包をベンチスタートにして打順を組み替えるも、結果は好転せず先発・森下を援護できなかった。右腕は6回2失点(自責点1)と粘るも、球団日本人投手では前田健太以来の13敗目。球団ワーストの8戦8連敗となってしまった。以下、新井監督の主な一問一答。

  ◇  ◇

 -森下は立ち上がりに味方のミスもあった。

 「粘ってナイスピッチングだった。よく投げたと思います」

 -追いかける展開も、六回先頭の森下に代打は送らず。

 「本来だったら0点でもいいような内容だったので、あそこは迷わず森下に立たせました」

 -初回の坂倉の落球が結果的に痛かったが、あのプレーは。

 「あそこはサク(坂倉)がどうとかじゃなしに、周りももっと声を出してあげるべき。一塁はモンティなんだけど、もっと声を出すべきだったかなと思う」

 -末包、ファビアンがベンチスタートの中、坂倉は先発出場を続けた。期待の表れか。

 「もちろん、もちろん。やっぱり彼が引っ張っていってもらいたいというのもあるんでね」

 -今後も出場し続けてもらいたい思いもある。

 「そうやね。やっぱり、しっかりと中心になってもらわないといけない選手だと思っているんでね」

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