広島が首位・阪神に連敗 同戦の7連敗は1シーズンでの記録では98年以来27年ぶりの屈辱 天敵・大竹にはマツダで9連敗
「広島1-3阪神」(9日、マツダスタジアム)
広島が阪神に競り負け、勝率5割に逆戻り。同戦は7連敗となり、シーズンをまたがない記録では1998年以来、27年ぶりの屈辱となった。
天敵にまたしても打線が抑え込まれた。相手先発・大竹は試合前まで通算で1勝11敗。二回に菊池が同点の適時二塁打を放つも、それ以降は沈黙。1点を追う六回に2死一、二塁の好機をつくり、左腕を降板させるも、モンテロが代わった湯浅の前に空振り三振に倒れた。これで大竹にはマツダスタジアムで9連敗となった。
先発の大瀬良は粘りの投球を見せた。二回は佐藤輝に先制の22号ソロを被弾。同点の三回には佐藤輝の併殺崩れ間に、勝ち越し点を献上するも、それ以降は要所を締める。しかし、1点ビハインドの七回1死二塁から森下に右中間への適時三塁打を浴びたところで降板。今季最多117球の熱投も、6回1/3を9安打3失点で5敗目を喫した。



