今季初登板の広島・アドゥワは5回4失点で降板 五回に逆転を許し復帰星ならず
「オリックス-広島」(5日、京セラドーム大阪)
今季初登板の広島・アドゥワ誠投手(26)が5回7安打4失点で降板。今季初勝利の権利を手にするまであと1イニングだったが、粘りきれなかった。
立ち上がりは不安定だった。いきなり無死満塁のピンチを招き、2死までこぎつけるも、杉沢に左前への2点適時打を浴び、先制点を献上。しかし、二回から四回は1安打に抑え、持ち味であるテンポのよい投球を展開した。
そして、1点リードで迎えた五回。無死一、三塁から西川に同点の中犠飛を浴びると、2死二塁から頓宮に右中間への適時二塁打を浴び、試合をひっくり返された。
アドゥワは2月のキャンプ中に右内転筋を痛めて離脱。4月24日のウエスタン・くふうハヤテ戦(由宇)で実戦復帰を果たし、5回3安打1失点の好投。その後も登板を重ね、2軍では6試合で3勝2敗、防御率3・14を記録していた。
六回からは中崎がマウンドに上がった。





