広島ドラ2・佐藤柳之介 高い修正能力見せた5回4失点 三回以降の走者1人「もっと早く自分の投球ができたら」
「オープン戦、広島1-4ロッテ」(15日、マツダスタジアム)
高い修正能力を見せつけた。先発した広島ドラフト2位・佐藤柳之介投手(富士大)がオープン戦3度目の登板で、5回5安打4失点。二回までに4点を失うも「三回からは少しずつ修正することができた」とうなずいた。
課題の立ち上がりに苦しんだ。初回2死一、二塁から西川に左前適時打を浴び、先制点を献上。二回も高く浮いたところを捉えられ、3点を失った。降雨の影響で試合開始が30分遅れる難しい状況下だったが、「そこまで気にすることはなかった」と言い訳はしなかった。
それでも三回以降は立ち直り、許した走者は四球の1人のみ。「三回になって気持ち的にも落ち着いた。もっと早く自分の投球ができたらよかった」と振り返った。
開幕ローテ入りか否かは、次回登板で判断される見込みだ。「次投げさせてもらえるなら、自分をもっとしっかりアピールできるように頑張っていきたい」と力強く前を向いた。





