広島・田村 新井監督の愛のムチに応えた!二塁打&左前打&OP戦1号 競争激化に将も「いいスイングだったと思うよ」

 9回、右越えにソロを放ち、笑顔でタッチを交わす田村(撮影・佐々木彰尚) 
 7回、左前打を放つ田村
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 「オープン戦、DeNA2-6広島」(12日、横浜スタジアム)

 広島・田村俊介外野手(21)が外野の定位置奪取へ、猛アピールに成功した。五回に代打で登場すると、いきなり右中間二塁打。七回は左前に運び、九回先頭では右越えにオープン戦初本塁打を放った。9日のヤクルト戦では初回に拙守があり、1打席で途中交代。新井貴浩監督(48)からの“愛のムチ”に応えた若鯉が、残り試合でも存在感を示していく。

 発信されたメッセージの答えは、グラウンドで示すと決めていた。途中出場の田村がオープン戦初本塁打を含む3安打の固め打ち。出色の存在感を発揮し「毎試合、いろいろと少しずつ変えながら、いい方向にいっているかなと思います」と振り返った。

 五回1死の場面に代打で登場。竹田の4球目直球を迷いなく捉え、右中間を破る二塁打で好機を演出した。11日の試合前練習では右翼方向に力強い打球を打てず、修正して臨んだ。「練習からポイントを少し前にして引っ張っていい打球を増やそうと。試合でも練習通りできた」と納得顔だ。

 七回1死一、二塁では低いライナーで三遊間を破った。そして九回先頭では篠木の初球146キロを振り抜き、右越えにオープン戦1号ソロ。「タイミングを早めに取って上から(球を)つぶしにいく意識で入った結果、対応できた」とイメージ通りのスイングで右翼席にたたき込んだ。

 胸に刻む悔しさを力に変えた。先発出場した9日のヤクルトとのオープン戦。初回先頭・塩見の右翼ファウルゾーンに上がった飛球に追いつきながら、目測を誤って捕球できなかった(記録は失策)。失点には直結しなかったが、二回無死一塁での第1打席で一直併殺打に凡退すると、ベンチに下がった。新井監督は同戦後に「ヨーイドン!であんなプレーされたら、投手はたまらないでしょ。厳しさ?愛情ですよ」と発奮を促していた。

 一つのプレーが持つ重みを肌で感じた田村。苦い経験を教訓にして、指揮官から施された“愛のムチ”に応えた一日になった。本人は「結果が出ないことの方が多い。今年は1打席1打席、自分が納得するような打席を増やしたいとすごく思っている。昨年に比べ、内容のある打席が増えてきているかなと思う」と現状をプラスに捉えた。

 新井監督は田村の一発に「いいスイングだったと思うよ」と高評価。レギュラーを争う末包、林もそろって結果を残し「競争も佳境だからね。厳しい世界だからね」とハイレベルなアピールによる、さらなる競争激化を期待した。

 狙うのは、2年連続の開幕スタメン。「他の選手の結果を見るより、自分のできることを毎試合、全力で頑張りたい」と田村。歯を食いしばりながら、このまま春の大目標へと突き進んでいく。

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