「オープン戦、楽天１－１広島」（１日、倉敷マスカットスタジアム）

　広島のドラフト４位・渡辺悠斗内野手（２２）＝富士大＝がバットで存在感を発揮した。楽天とのオープン戦に途中出場すると、１点を追う八回に同点の左前適時打。対外試合は５戦連続安打とアピールを続ける。この日は同１位・佐々木（青学大）が１軍に合流。「７番・三塁」で即スタメン入りしてオープン戦初出場で４打席に立ち、無安打に終わった。新井監督の一問一答は以下の通り。

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　－佐藤柳は回を追うごとに修正。

　「そうだね。修正できていたと思うし、浅村は球界を代表するバッターなので、いい勉強になったと思います」

　－佐々木の印象は。

　「雰囲気あるよね。全てのボールを打ちにいって見送れているし、いい雰囲気を持っている。ナベ（渡辺）もいいヒットだったし、先発した佐藤柳にしても九回を投げた岡本にしても新人４人とも、いいものを見せてくれたと思います」

　－（佐々木は）あれだけ振るのは、なかなかできない。

　「全てが初見のピッチャーとの対戦。その中で、あれだけ自分から仕掛けていけるというのはメンタル的に強いものがないと（できない）。打った打たない、じゃなしにそういうものを持った選手と見えますよね」

　（続けて）

　「ナベも見ていて打ちそうな雰囲気というか、泰（佐々木）もそうだけど『ん？打つんじゃないの？』みたいな雰囲気を持った選手ですね」

　－ファームの教育リーグで中村奨、田村、佐藤啓が出場。

　「こっちからファームの試合に出てきなさい、ということ。また（１軍に）呼ぶよ」