広島・ドラ2佐藤柳 2回無失点の好投もドラ3岡本に“嫉妬”「3者連続まで取らなくていいのに」
「練習試合、広島3-3ロッテ」(19日、コザしんきんスタジアム)
広島のドラフト2位・佐藤柳之介投手(22)=富士大=が対外試合初登板で先発し、2回1安打無失点の好投を見せた。同期入団の岡本が3者連続三振を奪う姿を見て、おちゃめに“嫉妬”する一幕もあった。
初回は2死から相手のドラ1・西川に右前打を許し、安田に四球を献上。後続を断って得点は与えなかったものの、「力んでいた部分があった」。続く二回は緩いカーブでカウントを取り、直球で差し込みながら三者凡退。「持ち味である真っすぐでフライ、ファウルが取れた。そこは良かった点」とうなずいた。
まずまずの対外試合デビューとなったが、自身の降板後にマウンドに上がった同3位・岡本が3者連続三振の圧巻投球。「3者連続三振まで取らなくていいのに」と頬を膨らませた左腕は「自分も結果に満足していなかった中で、あっちは完璧だったので、最初から飛ばしすぎだなって。ちょっと悔しい」と苦笑いを浮かべながら対抗心を燃やした。同期で競い合いながら、自らは開幕ローテ入りを目指す。





