広島が3位転落 DeNAに完敗 アドゥワが自己最悪4回10安打6失点で背信KO
「DeNA6-1広島」(15日、横浜スタジアム)
広島が勝てば首位再浮上の一戦で完敗し、逆に3位転落となった。大混戦のセ・リーグで1勝の重みが増している中、先発・アドゥワが4回10安打6失点の背信投球で3敗目を喫した。
右腕は毎回失点。初回に佐野の適時打と宮崎の犠飛で2点を先制されると、二回には二塁手・菊池の失策から佐野の犠飛で3点目を失った。さらに三回は2死から京田に二塁打を許し、森敬斗に適時二塁打を浴びた。四回も2死から牧に2ランを浴び、最後までリズムをつかむことはなかった。5月26日・DeNA戦以降、6戦連続白星なしとなった。
打線は相手先発・浜口の前に苦戦。4点を追う四回に先頭の上本と小園の連打で一、二塁の好機を迎えたが、石原が空振り三振、菊池の捉えたライナーは遊撃手の正面に飛び、併殺になってしまった。七回に先頭・小園が二塁打を放ち、相手の適時失策で1得点して完封負けを免れたものの、捉えきることは最後までできなかった。
リリーフでは2番手・河野が2回1安打無失点で、1軍再昇格以降9戦連続無失点とした。
チームは横浜スタジアムでの連勝が4でストップ。7月は10戦を終え、3勝7敗と波に乗り切れていない。





