広島が今季初の引き分け 最後はけん制球で誘い出されあっけない幕切れ 投手陣が延長十二回までゼロを刻み続けるも打線の援護なく

 「広島0-0巨人」(19日、マツダスタジアム)

 広島が今季初の引き分け。投手陣が踏ん張って巨人打線を封じた中、打線は1点が遠かった。

 相手先発・戸郷に苦戦した。戸郷がマウンドを降りた八回は1死から代打・二俣がプロ初安打となる左前打で出塁。最終的に2死二、三塁とするも、野間が高梨の前に三ゴロに倒れて無得点に終わっていた。

 投手陣は先発・九里は6回2安打無失点、109球の力投。3イニングで得点圏に走者を背負いながらも得点を与えず、相手先発・戸郷との投手戦を演じた。打線からの援護がなく今季初勝利はお預け。自身初の開幕投手から4戦連続での未勝利となった。

 0-0の七回は矢崎が登板。先頭・小林に四球を与えるなどして2死三塁のピンチを迎えるも、代打・大城卓を中飛に仕留めてピンチを脱した。八回は島内が中軸を三者凡退に封じた。九回は守護神・栗林もマウンドに上がり、三者凡退で危なげない投球を見せ、勝ちパターンの投手が安定したパフォーマンスを見せた。

 迎えた延長十二回は2死一塁から代走・羽月がけん制球に誘い出され、二塁でタッチアウト。あっけない幕切れとなってしまった。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス