広島・床田が7回8安打1失点の力投も打線の援護届かず 打線は3戦連続完封負け中 近本に今季初失点となる先制適時打を浴びる
「阪神-広島」(9日、甲子園球場)
今季2度目の先発だった広島・床田寛樹投手が7回8安打1失点で降板となった。
0-0で迎えた五回。先頭の木浪に右前打を浴びると、村上には初球で犠打を決められる。迎えた近本への初球。真ん中の142キロを捉えられ、打球は右翼線へ。二塁走者が生還し、今季初失点となる先制点を献上した。二塁を狙った近本は、田村の好返球でアウトとなった。
結局、床田は7回8安打1失点で降板。前回登板の2日・ヤクルト戦でも、7回4安打無失点も勝ち負けはつかず。この日も好投を見せたが、今季初勝利はつかめなかった。3試合連続完封負けを喫している打線が村上を攻略できなかった。
チームは甲子園で昨季、CSファイナルシリーズを含めて1分けを挟み10連敗中。前カードの中日戦(マツダ)では3試合連続完封負けと、苦しい条件がそろう中、懸命に腕を振った。





