広島・森下 開幕2戦目へ!武器隠して3回無失点デモ!! 新井監督ニヤリ「見せないように」

 試合が終わり新井監督は森下とタッチを交わす(撮影・市尻達拡)
 3回無失点と好投した森下(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、広島3-2DeNA」(16日、マツダスタジアム)

 余力を残して余裕を感じさせた。広島の森下暢仁投手(26)は汗ばむこともなく、涼しい顔でマウンドを降りた。3回2安打無失点の好投。開幕2戦目の30日・DeNA戦(横浜)の先発を託された右腕は“デモ投球”を終え、「ここからもしっかりと良い準備をしていきたい」と先を見据えた。

 充実の結果と内容に予定は前倒しとなった。本来は5イニング、もしくは80球程度の投球だった中、散発の2安打に封じる投球。三回終了後に新井監督から「開幕カードに投げるし、もういいんじゃないか?」と提案があり、その言葉に右腕もうなずく形でマウンドを降りた。

 その結果、手の内を全て明かさないことに成功。新井監督は森下について、「真っすぐが良かった」と評価した上で「投げてない球種もある。それを見せないようにという形で代わった」とニヤリと笑った。何らかの“武器”を隠した状態で本番を迎えることになりそうだ。

 この日は相手の注目新人である度会と初対戦し、三回2死から直球をはじき返されての中前打とされた。「いいバッターだなという印象。抑えないといけないバッターだと感じた」と森下。要警戒打者を発見できたことも、開幕2戦目に向けてプラスに働くだろう。

 降板後には屋内練習場で30球程度の投げ込みを追加で行うなど、調整面での心配もない。万全の状態で横浜のマウンドに立つべく、準備を加速させていく。

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