2打席連発の広島・田村に新井監督「対応力、修正力は目を見張るものがある」【一問一答】

 「オープン戦、日本ハム4-4広島」(14日、エスコンフィールド)

 広島が若手の活躍で引き分けに持ち込んだ。1点を追う九回1死二塁で高卒3年目の田村が日本ハム・ザバラのスプリットを右前に運ぶ同点の適時打。田村は五回に相手先発・伊藤からオープン戦初本塁打を右翼3階席に突き刺すと、七回1死では右中間へ2打席連続弾。外野のレギュラー奪取へ、猛アピールに成功した。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

 -先発・床田の投球。

 「ナイスピッチングだったね。順調に仕上がっていると思います」

 -2打席連発の田村の成長について。

 「日々、成長してくれていますね。今日もナイスバッティングだった。バッティングというのは、若い選手の中でも抜けていますよね。打席の中での対応力、修正力は目を見張るものがあります」

 -3月上旬はやや疲れも見えたが、そこも修正した。

 「日々の練習もそうだし、打席の中で微調整できるのは、まだ若いのに素晴らしいと思います」

 -シーズンではどういった打順に。

 「対応力がある選手なので、どこでも対応できるとは思うんですけど、彼もまだ若いので。まだ決まっていないけど、のびのびとバッターボックスに立たせてあげたいなというのはあります。まだ(打順は)決まっていないけどね」

 -四回の先制点は足を絡めた。

 「今年も変わらず、ですね。昨年と一緒で失敗を恐れることなく、ドンドン、ガンガン走ります」

 -小園もマルチ安打で好調キープ。

 「余裕があるよね。もちろん(打撃の)メカニック的にも昨年より良くなっているし、ずっといい。自分の中でもメカニック的にも手応えがあるから、打席の中でも余裕が感じられますよね」

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