広島 対外試合初戦白星 田村が鮮烈な“チーム1号”黒原&玉村が好投でアピール
「練習試合、広島4-0ロッテ」(17日、コザしんきんスタジアム)
広島は投打で若手の活躍が目立ち、対外試合初戦を白星で飾った。
いきなりファンを湧かせたのは「4番・右翼」で先発出場した田村。初回2死一塁で東條の3球目を振り抜き、右越えに先制2ラン。球場全体はどよめきに包まれる見事な一撃を放った。3月に行われる侍ジャパンの強化試合メンバーに選出された若武者。“今季チーム1号”でいきなり、その実力を発揮した。
また、対外試合デビューとなった新外国人のシャイナーは2打席目で左翼フェンス直撃の二塁打で好機を演出。今後さらに大きな期待を抱かせる打棒を見せた。若鯉も負けずに奮起し、いずれも途中出場の石原は適時二塁打、中村奨はマルチ安打だった。
投げては先発・黒原が3回2安打無失点と上々の内容を披露。ストライク先行の投球で有利に投球を組み立て、変化球も制球しながらアウトを重ねた。四回から登板した玉村も3回無失点。六回はロッテ打線の高部、中村奨、安田を3者連続空振り三振に斬るなど、開幕ローテ入りを狙う両左腕がアピールした。
広島はあす18日、コザしんきんスタジアムで阪神と練習試合を行う。




