広島・玉村 北陸に勇気を 福井出身「実家は結構揺れた」神妙な面持ち「絶対に5勝以上はしたい」

 広島・玉村昇悟投手(22)が10日、北陸に勇気を与える活躍を誓った。元日の能登半島地震発生時、福井県越前市出身の左腕は広島にいた。「実家は結構揺れたみたいだけど、被害は全然なかった。避難した友人もいたけど、連絡したら大丈夫だと話していた」と神妙な面持ちで話した。

 思いを巡らせるのは被害に苦しむ人々。「大変な思いをしている人もいる。野球ができることに感謝して。北陸の人は応援してくれているので、テレビで(投げている)姿を見せられるように」。プロ野球選手としての使命を胸に刻んだ。

 現在は高知市内で坂倉らと自主トレ中。坂倉が契約する栄養士の提案で朝昼晩全てヨーグルトが用意されており「カルシウム摂取のため。あまり食べてなかったけど必要なんだなと思った」と新たな発見もあった。

 昨季は3勝止まり。「4勝が自己最高なので絶対に5勝以上はしたい。1軍でずっと投げ続けていたら結果は付いてくると思う」。チームと北陸のために腕を振り続ける。

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