新井カープ 11・12侍J戦決定 光る若鯉出てこい! 最高の舞台で来季戦力発掘「この1年間、どれだけ成長しているか」
新井カープが11月12日に宮崎市清武町のSOKKENスタジアムで「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」(11月16~19日、東京ドーム)を戦う侍ジャパンと練習試合を行うことが29日、分かった。新井貴浩監督(46)は秋季キャンプで“実戦漬け”を予告しているが、同世代の日本代表という最高チームとの試合をアピールの場とする。
来季の飛躍を目指す若鯉たちに最高の舞台が用意された。相手はアジアプロ野球チャンピオンシップの本番を控えた若き侍ジャパン。しかも11月12日は日曜日。ファンも多く駆けつけることが予想される。
練習試合とはいえ、新井監督はここで光るモノを見せる選手が現れることを望んでいる。
今季は2位躍進で5年ぶりのAクラス入りとなったが、目指すのは優勝。チーム力アップのためには若手の底上げが絶対と信じる。だからこそ、秋季キャンプでは練習量だけでなく、実戦の中での動きを自らチェックし、来季の戦力になりそうな若手の発掘に力を注ぐつもりだ。
「今年1軍に上がることがなかった選手が、この1年間、どれだけ成長しているか。実戦の中でしか見極めることができない。良いものを見せてくれたら来年2月のキャンプ1軍スタートがあるかもしれない。アピールしてほしい」
紅白戦も予定されているが、力を試すのにこれほどふさわしい相手はいない。
24歳以下が中心とはいえ、DeNA・牧、阪神・佐藤輝、中日・岡林、投手では西武・今井、隅田、ヤクルト・田口ら他球団の主力がそろう。カープからも坂倉、小園が招集されており、相手にとって不足はない。
しかも、侍ジャパンは本番間近。10日に巨人と練習試合を行い、最後の実戦となるカープとの練習試合はレギュラー争いへの最後のアピールの場となる。
来春キャンプの1軍切符を目指し、侍ジャパンに挑む。





