広島・末包 今秋は振りまくる! 新井監督から1日1000スイング指令も「言われなくてもやりますよ!それ以上やる」
広島・末包昇大外野手(27)が27日、今秋のテーマを“振りまくりの秋”と定めた。かねて新井貴浩監督(46)から、自身の長所をさらに伸ばすよう背中を押され、秋季キャンプ中には1日1000スイング指令を出されたが、「それ以上やると思う」と気合十分。群を抜く練習量で、来季のさらなる飛躍につなげていく。
一心不乱にバットを振り込む秋になりそうだ。来月初旬から予定されている秋季キャンプでの取り組みを末包は明確にした。「シーズンが終わったので量(のある練習)ができる季節になった。量をやろうかなと思う」。自慢の打力に、さらなる磨きをかけていく。
新井監督からは自身の長所を伸ばすよう求められている。それに加え、指揮官から「こっちから言わなくても一日1000本以上は振ると思うので。坂道ダッシュも毎日30本は走ると思いますし」と、“愛のムチ”を連打されていた。
これに末包も呼応。「言われなくても練習はやりますよ!(一日1000スイングに)それ以上やると思います」と堂々の宣言。ただ、坂道ダッシュ30本には頭をかきながら「みんなが帰った後にやろうかな」と下方修正?とも取れるニュアンスで“コソ練”を予告した。
この日はマツダスタジアムを訪れ、ランニングや打撃練習で汗を流した。2年目の今季は65試合に出場して自己最多の11本。「今年、打撃フォームがある程度固まってきたので量をやって、もっともっと体に染みこませていきたい」と再現性向上に余念がない。「めちゃくちゃ野球に打ち込んで、今年を終われれば」と末包。振って振って、圧倒的な練習量で自分を追い込む。





