広島・森下 背信5回5失点「もう申し訳ないだけです」 新井監督「森下にもこういう日はある」

 「阪神タイガース5-1広島東洋カープ」(9日、甲子園球場)

 勝たなければならない試合。痛恨の敗戦に広島・森下はうつむくしかなかった。

 「もう申し訳ないだけです」

 8月以降、1試合おきに初回に失点を繰り返しており、立ち上がりに課題があった。試合前には近本、中野の1、2番への警戒も口にしていた。だからこそ、初回、近本への初球から150キロを記録するなど、ギアを上げて臨んだ。

 初回は無失点で切り抜けたが、二回につかまる。先頭・佐藤輝の二塁打後、ノイジーに右前適時打で先制点を許した。さらに1死一、三塁から大竹。カウント2-1から真ん中高めの145キロにバスターを決められ、左越えの適時二塁打にされた。「自分たちの注意不足です」と振り返る痛恨の1球になった。続く近本は左前へ落ちる2点適時打。この回だけで4点を失った。

 「二回に変化?特にないです。いつも通り入れたんですけど、(打線が)つながってしまったり、止められなかったというところですね」

 新井監督は「森下にもこういう日はありますし、(打者を)差し込んでいたのが間に落ちたり。次また頑張ってもらいます」と責めることはなかった。

 これで森下の阪神戦は昨年4月9日の完投勝利を最後に4連敗、7試合勝ちがない。このままでは終われない。

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