広島・床田 チーム初安打で意地見せるも一発に泣く「僕のせいで負けたかな」 1週間後のリベンジを熱望
「阪神タイガース4-1広島東洋カープ」(8日、甲子園球場)
広島は先発の床田寛樹が首位・阪神相手に5回3失点、3連戦初戦を落とした。
床田が一発に泣いた。初回2死から森下にカーブを左翼スタンドに運ばれる先制弾。二回先頭の佐藤輝には140キロをバックスクリーンへ運ばれた。
五回には先頭ノイジーへの四球から1死二塁とし、木浪の適時打で3点目を失いこの回限りで降板。5回3失点でKOとなった。
「自分が打たれて負けた。僕のせいで負けたかなと思います。(本塁打は)森下はうまく打たれた感はあったんですけど、サトテルは完全に甘くなって、一発で仕留められたので、技術不足かなと思います」
今季2戦2勝と得意にしていた阪神戦でまさかの負け投手。自身3連敗となった。
奇跡の逆転優勝へ向けて絶対に負けられない初戦。中7日と間隔を空けて万全で臨んだ。その意味を分かるからこそ、三回2死の打席では村上からチーム初安打となる左前打を放ち意地を見せた。それでも勝てなかった。
新井監督は「粘って投げてくれたと思いますよ」と奮闘をたたえたが、もちろん納得などいかない。
「他の人に頑張ってもらって。また、やり返せるようにしてほしい」
1週間後の15、16日には本拠地マツダスタジアムで阪神戦がある。左腕はリベンジの機会を熱望した。





